恐怖のみそ汁

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平成8年頃のお話…。 当時小学6年生のAが恐怖のみそ汁にであった。 某日、外で友達と遊び終えたAは夕方5時に帰宅をした。 すると家に入った途端何とも言えない臭いをAは感じとった。 不思議に思い、家中を駆け回り台所に気配を感じて覗いてみた。 するとそこには母の姿があった。しかし、いつもとは様子が違う。 Aは不思議がり、小声で母に語りかけた。が…返事がない…。 Aは意を決して母にゆっくりと近づいた。 1歩…。 また1歩…。 更に1歩…。 そして…。 母の後ろで問い掛けた。 「お母さん…何してるの…?」 すると母はようやく反応しゆっくりと振り返った…。 そして…。 一言…。 「今日フのみそ汁よ」と。 ちーん。
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