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はぁ~。 何やってんだ私。 これじゃあまるでヤキモチ‥?じゃん。 美架子が変な事言うから。 美架子達の方を見る。 美架子はハッチーと楽しそうに話してる。 「自由に描いてねー」 遠くの方で渚先生がアドバイスをだしてる。 そう。 今は、美術の時間。 外で自由にスケッチタイム。 竜哉の方は。 しきりに渚先生引き止めて。 談笑してる。 「ねぇ、せんせー」 「何?竜哉くん」 「オレの名前『竜哉』じゃん」 「うん」 「音読みすると『りゅうや』って読めるから、そう呼んで」 「うん?でもどうして?」 「何か先生だけがそう呼んでるって特別って感じじゃん!」 「ふふっ。そうだね」 ‥‥アホくさっっ。 なーにが。 「りゅーやって呼んでv」だ。 間違われてイヤがってたくせにっ。 調子いいっ。 それから竜哉は渚先生と話しまくってた。 .
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