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突然、今まで足に感じていた硬いアスファルトの感触が消えた。
そこからはスローモーション。
何だと思って足元をチラリと見るとそこにはアスファルトがある。
………筈なのに何故か無い。
変わりにあるのは黒。
いや、暗闇の方が正しいかもしれない。とにかく穴があった。
「……………え?」
と思った時にはもう遅く、身体は重力に従って下の穴に落ちていき、そこであたしの意識は途絶えた。
グッバイ、日常。
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