~初恋~

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イジメッコ1:「やぁーい、泣き虫やろう!」 イジメッコ2:「いつも、瀬名チャンに助けてもらって、お前は何にもできないのかよ(笑)」 そぅ、僕はなにもできない。 いつもいつも、瀬名が助けてくれた。 セナ:「ちょっと!?瀬名の大事な弟、いじめないでよぉ❗」 セト:「瀬名ぁ(泣)」 瀬名が来たとたん、調子に乗ってたいじめっこが かなりビビってる…。 セナ:「瀬戸、もぅ大丈夫だからね///」 セト:「う…、ん。」 なんか、瀬名の顔が赤い気がする…。 僕は気になって、瀬名のオデコに手を当てた。 セナ:「瀬戸?」 手には凄く暑い感触。 そぅ、瀬名はかなり熱があった。 セト:「瀬名、熱あるよ?それも、凄く暑い…。」 セナ:「これくらい、大丈夫だよ。それより、なにもされなかった?///」 それだけ喋ると、瀬名はゆっくりと僕の方に倒れてきた。 ドサッ セト:「瀬名?瀬名?」 セナ:「…ごめん瀬戸。瀬名をお家に連れて帰ってくれる?」 セト:「うん。もう、目つぶって良いよ。」 セナ:「ありがとう、瀬戸…。」 スゥ…zzz 僕は、あまり揺すらないように瀬名をおんぶして、ゆっくりと歩いていった。
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