村落の風景

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    少年は今日も出かける   まわりの目をぬすんで   早朝、といってもまだ   星々が輝いていた   そんな時刻     この村で文字が読める人は少ない   必要ないからだ     彼らは農夫であり   カトリックであったので   文学などもってのほか     少年は自分の行動の意味を知っている   それでも少年はいく   あの家に
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