第3章 酒呑童子探索

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俺たちはその日酒呑童子探しの探索に疲れて帰って来た。しかし、みんなもうやめようと言い出す者はいなかった。それで地図を改めて見直す事にした。 「おい、小林,この地図を見て思ったんだが、この辺があやふやだな。」 「あっ!本当だ!」小林は答えた。 俺は言った。「じゃあ明日の探索はここからにしないか?」 俺を含む何人かは賛成した。だが反対意見もあった。「地図に書かれていない所に行くなんて、私怖いわ。」女性の考古学の学生の白井が答えた。 俺は何かいい方法がないか考えた。すると小林が言い出した。「そうだ、誰か塗料の着くスプレーを持ってないか。」俺はそんなの誰も持ってないだろうと思い黙っていた。すると同じく学生の服部が持っていると言い出した。俺はいったい何に使うのか聞いた。 「これを木に塗って目印にしたら。」と小林は言った俺たちはその案に納得した。次の日の朝早く俺たちはは出発した。俺は言った。「ここからだ!ここからかは地図に載っていない。」それで俺たちは、この場所からスプレーを木にかけることにした。… しばらく進んで行くと見たこともない植物群が増えてきた。 (フィルダ♪)
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