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光はいらない。
悪夢という闇の中でただ飢えと渇きを満たしたくて地に爪を立て爪が割れても地を削り渇いた喉で望みを呟いた。
水をくれ、と…
だがその望みは聞き届けられないのだろう、神は神々しく慈悲深いで在ろうがすべての人々を平等にはできない…
それでも私は渇望する…
水をくれ、と。
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