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『そろそろ戻るか』
『そうだなッ』
その時だった。
『Σッ!!』
一瞬自分の身体が透けて見えた
『ルーク?どうかしたか?』
ガイはオレの前を歩いてたから
見えなかったみたいだけど…
『いやッ何でもないよ;』
『そうか?』
怖くなった。
『ごめんガイ…先に戻っててもらえないか?;』
『何処かに用事があるなら俺も一緒に…』
『良いよッ!!!!!!;』
『Σッ;』
怖くて…
何が起きてるのか
自分でも解らなかったから
『あ…ゴメン…大丈夫、すぐ戻るからッ…だから先に戻っててくんね-かな?』
『…ッ…解ったよ。早く戻って来いよ?』
好きな人の前で
泣きたくなかった。
街から少し離れた雪道に蹲って
見えない恐怖に脅かされて
ずっと1人で泣いた。
愛しい人と会えなくなる。
嫌だ…
嫌だッ!!/////
ずっと一緒にいたいっ
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