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「俺は、入学式の間外にいる。こんなに人が多いと酔うから。」
「そうなんだ。大変だね。」
「あ、あぁ・・・。」
珪が出てってから、少し経ってはばたき学園の入学式が始まった。
入学式が終わりそれぞれの教室にはいった。
珪とは、クラスが別々になってしまった。
ホームルームが終わり、帰り道また珪に会った。
「珪。」
「また、お前か。」
「ねぇ、クラスどこ?」
「お前の隣のクラスだよ。」
「えっ、私のクラス知っているの?」
「クラス表、見れば分かるから。」
「あ、そっか・・・。」
「見なかったのか?」
「私のとこしか・・・。珪は一組?三組?」
「一組。」
「そっか。ならいつでも会いに行けるね。」
「別に来なくてもいい。」
「いいじゃない。私もそんな人あたり良くないから。」
「・・・。」
そして、他にもいろいろと話しながら帰った。
そして、家について・・・。
「じゃ、気をつけて帰ってね。」
「気をつけるっていうか、隣だろ家。」
「えっ!うそ!」
「ここ、俺ん家。前からそうだっただろ。」
「そうだっけ・・・。」
「おまえ、忘れっぽいな。」
「そう・・・だね。」
「まぁ、なんかあったらいえよ。」
「うん、珪もね。」
「あぁ。」
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