第一章 変な人達~受難の始まり~

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 「…趣味とか特技とか種族とか、なんかないの?」 ・・・。 最初の2つは分かる。 最後の種族ってなに? まぁ、こいつらは人間じゃないかも知れないけどさ! あたしはどっからどう見ても、人間だろ!?わざわざ言わなくても分かれ! 「…趣味は読書、特技は泳ぐことです。」 あぁ…魚人(仮)の皆さん! 『俺らの方が上手いけど?』 みたいな眼で見ないで! そりゃあ、本業のあなた方に比べれば、全然上手くないけどさ! だけど、普通の人間と比べれば、大分上手いと思うよ! 「…じゃあ、酉水の席は、一番後ろの廊下側ね。」 「…はい。」 微妙だけど、まぁいいや。 意地でもまともな学校生活送ってやる。
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