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「慎吾さん!おはようございます!」 「おー迅、はよ。」 ぽんぽん、と頭を撫でる貴方のその動作が好きで、 「あ、迅イチゴの飴食ってる?」 「は、はい。」 「やたっ、あたり!な、俺も食べたい!」 「良いっスよ!ちょっと待っててください!「違う違うっ!迅が食べてるやつ!」 慎吾さんはそう言うや否や俺に唇を重ねてきた。 突然すぎて俺は息を吸う暇が無かった。 吸おうと口を開いた瞬間に慎吾さんの舌が侵入してくる。 ぴちゃ、ぴちゃといやらしい水音だけがやけに耳に響いて。 気付いたら俺の口の中の飴はなくなっていた 「ごちそうさま、迅。」 あぁ、貴方のその笑顔が愛しい (し、慎吾さんずるい…)
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