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「いーずみ!」
「ん、ん…なんだよ浜田…俺眠いんだけど…。」
「良いから起きて!はいコレあげる!」
「………クッキー?」
泉が不思議そうに聞いた。浜田はへへ、と照れくさそうに頭を掻く。
「や、最近泉お疲れだからさ…疲れたときには甘いものが一番だって聞くし!だから作ってみた!」
「………っ………!」
(なんだよ、コレ)
(嬉しい、嬉しすぎる)
トクン、トクンと泉の心臓がいつもよりも大きく自分の存在を主張する。
「あ、のさ浜田…。」
「んー?」
「あり、がと。」
浜田は僅かに目を見開いたあとに嬉しそうに微笑んで泉の頬にキスをした。
「良いの。俺が勝手にやったんだから。…俺のほうこそ、キスさせてくれてありがと!」
「ば、ばか浜田!」
口調は怒っているが、泉は嬉しさと照れが混じった表情で笑っていた。
浜田はそれが嬉しかった。
君の笑顔が見たいから!
(だから君に尽くすのです)
◇◇◇◇◇◇
ハマちゃんがどこぞの女子になってしまった(笑)
でもあくまで浜泉と言い切る。
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