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「や、だ……山ちゃんっ……!」
「やだって言われても、ね。そんな真っ赤な顔じゃ誘ってるようにしか見えないよ?」
「ちが、あっ!」
やわやわと上半身を刺激する。鎖骨に唇を落として、強く吸った。
赤い華が一つ咲く。
「きれーについたよ。」
つつ、と山ちゃんの細い指が俺の身体を伝う。
ゾクゾクと快感が走って、全身が震えた。
「慎吾、気持ち良い?」
山ちゃんは、ずるい。
分かってるくせにそういうこと聞くんだ。
「気持ちい、い……っ……んぁあっ!」
突然俺のソレを握られて、思わず腰を引いた。山ちゃんは俺の反応に笑みを深めて、上下に擦り始める。
「っ、んン…ぁ…はぁっ……!」
「慎吾、可愛い。絶対他の人になんて渡さないから、」
覚悟しててよね?
俺の耳に舌を入れながら、山ちゃんは囁いた。
心も身体も繋がれて、
(心地よい束縛)
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