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「その言葉を待ってたぜ!!」
馬越がカッコつけた瞬間に龍平が馬越の左脇腹に重いっきりフックを入れた。
「あふぅっ!!」 馬越はその場に噎せながらうずくまった。 「生きるか死ぬかの瀬戸際ってどんな時だろうな。まさかこんくらいじゃ死なないだろうし」
龍平がみんなに聞いた。
「んー、ここらへんにいる猛毒を持ってるサソリの尻尾を刺す?多分10分くらいで死ぬよ」
霜ちゃんが真面目に答えてくれた。
「よーし、そうしよう!!」
そう言って馬越をそのままにして、毒サソリを探しに行った。
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