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「俺はついに今日の放課後、告白するんだよね…」
俺は昼食の時間、いつも一緒の上里龍平、増田雄太（ますだゆうた）にその事を話した。すると龍平が、
「どーやって告る気なんだよ」
と、聞いた。すると馬越は、
「大丈夫だよ。体操着袋の中に手紙入れといたから。絶対読むよ。完璧じゃね？」
と、そのキショい顔で言った。そしたら増田が笑いながら、
「お前マジで馬鹿だろ？今日体育ないのに体操服着る訳ねーじゃん」
すると馬越は、
「あ、そーだった。完全にしくった」
と、悔やんでいた。そんな馬越を見兼ねて、龍平が、
「もう直接言って約束すりゃあいいじゃん。放課後に公園に来てって」
と言った。
「わかった。もうそれしかないね。頑張るよ」
と言って、小松さんのところに、約束をしに行った。
そして放課後、公園に着いた馬越は、約束の時間よりも３時間も早く一人で小松さんを待った。そう、馬越は、恋愛ベタだったのだ。
そして３時間経ち、小松さんがやってきた。
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