馬越のハートが盗まれた!

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とうとう正面にまでやってきて、馬越は緊張しきりだった。しかし勇気を振り絞り、 「じ、じゃああそこの椅子に座ろっか」 「わかった。座ろ」 馬越は小松の隣に座り、なんかプルプルしてた。 「小松さん!」 俺は叫んだ。隣に小松さんがいるのに。恋愛ベタだから。 「は、はい」 小松さんもまた緊張していた。 「俺、実は小松さんの事が……」 その瞬間だった。
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