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馬越は何か変な違和感を覚えた。何か遊具がおかしい。俺は告白をやめて、遊具を見ていた。次の瞬間、周りがぴかっと光った。俺は眩しくて思わず目をつぶった。そしたら、遊具の前に何かモンスターがいた。
「ふぅ~。ここが地球か。なかなか綺麗なところではないか。こんな綺麗なところを破壊するのは心が痛む」
と、モンスターが言っていた。そしてモンスターは馬越達に気付き、
「誰だ貴様らは?何故ここにいる」
と言ってきた。馬越は、
「いや、あの、何でもありません」
と、弱々しく言った。
「なんだ、はっきりしろ。これだから人間は……!!」
モンスターは小松を見て、言葉に詰まっていた。
「誰だお前は?名前を言え!」
「小松……麻紀です。この男の子は馬越君」
小松は怖がりながら言った。するとモンスターは、
「小松麻紀だな。我輩の名前は将軍ガナッシュだ。これからお前を我輩の城に連れて行く。そして結婚だ」
そういうと、肉離れは小松を連れて、光るドアに入ろうとした
「待て!小松さんを返して下さい」
と、馬越は言ったが、
「馬越よ。もし小松麻紀を返して欲しければ、我輩の城まで来い!」
そういうと、ドアをくぐり、異次元へと消えていった。
「小松さーーん!!」
しかし馬越がいくら叫んでも、返事は帰って来なかった。
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