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その後、なんとか上里龍平と増田雄太と、さらに福田大貴(ふくだひろき)を説得し、仲間に加えた。そして夜10時、馬越達は唐崎公園に集まった。そしたら、谷口が先に来てて、ベンチで何かしてた。気になったので、みんなで
「やあ谷口。何してんの?」
と聞いた。すると谷口は、
「糸電話作ってんの」
「いつから?」
「4時半」
増田はどんだけ暇なんだよと思いながらも、普通にしていた。そして、糸電話を作り終わり、谷口が、
「よし、じゃあ異次元に行こうか」
と行ってきた。すると増田が、
「ちょっと待て谷口。今の俺達にモンスターを倒せるのか?戦闘力が違いすぎるだろ」
谷口は、
「大丈夫。向こうに行ったらなんかみんなパワーアップするからさ。よし行こうか」
今度は上里が、
「ちょっと待て谷口。向こうに行ったら、お金はどうすんだよ。宿泊施設や食料とか、向こうにあんのかよ」
谷口は、
「金の事は俺に任せとけ。心配すんな。じゃあ行こうか。準備はいい?」
「谷口トイレー」
「知らん行くよー」
「おー!!」
俺達は公園に出現したあの2次元への扉をくぐり、小松さん捜しの旅へ出発した。
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