気付いたら

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数日後、 私達は仕事の帰りに食事に行った。 「何にしようかな~」 メニューを選んでる私の前で、 春樹はずっと携帯を触っていた。 「もぅ決まったん?」 と、聞くと 「オレ食べないから」と。 えっ!? という表情を私がすると 「オレ金ないから水だけでエエねん」 と、言ってきた。 はぁ――――――っ!? ありえないんですけど? だったらもっと早く言えよ! ってか、誘ったのアンタやん! って、心の中で叫びながら 「わかった。私一人でご飯食べるの恥ずかしいし、今日は私が出すから、何か頼みな」 そう言って、おごってあげた…。
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