Lost number

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何処にでもあるような街の酒場で 何処にでもいるようなハンターの一人が言っていた   「共に戦い、共に語らい、 幾度となく出会いと別れを繰り返し、 いずれ強い竜にこの命取られるとも、 その瞬間までハンターでいられるなら、 自分にとってこれほど本望な事は無い」   …と   皆、これほど無いくらいに笑い   「お前ほど馬鹿なハンターもそういないだろう」   と、さらに笑った
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