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ガゼル
「嗚呼…モンローとの楽しい時間も今日は終わっちゃったな…それにしても、何で僕はいつも、いつも怪しいとか、キモいとか言われるんだろぅ…僕はただ、お友達になろうとスキンシップをとってるだけなのに……はあ、いいや、明日になれば皆きっと解ってくれるはずさ★さっ、今日はもう寝よう。………動物臭いけど。」
そう言ってガゼルは干し草に身を寄せて、数秒で深い眠りについたのだ。
―次の日―
村男A
「…きろ…」
ガゼル
「…グピ~Zzz」
村男A
「…ぉきろ…」
ガゼル
「…ズピ~グガガガッ!…ズペ~Zzz」
村男A
「起きろ!!」
ガゼル
「ホガァ!?村七分!?」
村男A
「何を意味不明な事を言ってやがんだ!?おらっ!目が覚めたらさっさと外に出な!!」
村男Aはそう言うと、ガゼルを掴み外に引っ張り出したのだ。
ガゼル
「およよっ?僕の無実が証明判決されたんですね?やっぱり、毎日サバトに信仰を捧げてて良かった……あんれ?」
外に出られた事に、喜び、浮かれてたガゼルの目に飛び込んできたのは、数十人のイカチィ大人達がガゼルをもっそい怖い形相で睨みつける顔であった。
ガゼル
「………イメチェン?(村人達全員)」
ガゼルは悩んだ揚句、苦しい答えに縋り、現実にお別れを告げたのだ。
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