―暗い闇―

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  どんなに 『助けて』と叫んでも、 その願いは 誰にも届かない。 悲痛な叫びとなり 闇へと消え去る。   苦しい苦しいと 膝を抱え泣いていても、 その姿は 誰にも見えない。 黒い影となり 闇の穴へと落ちてゆく。   そう… まるで死人のよう 誰にも気付いて もらえないのだから。   自分を傷付け 生きてると言う証を 痛みでしか 知ることが出来ない。   ねぇ… 貴方はこの闇に 耐えられる?
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