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暑い太陽の日差しがまだ続く夏の放課後…
とある高校では生徒の笑い声、部活での掛け声が聞こえる。
今日は夏の入道雲がきれいに見える。そんな中、補習授業を受けている2年生の生徒とそれを待っている生徒がいた。
補習授業は学校の図書室で行っていて、廊下に座って携帯でメールを打っている男子生徒がいる。
彼の名前は内田幸平2年生。背が高く顔は中の上。ギター部に所属していて部長でもある。
「ぁ~やっと終わった」
図書室のドアがゆっくり開いて男の子が出てきた。
「おっせーょ。ってか、ちゃんと授業受けてればこんな目にあわずにすんだんじゃね?」
内田はズボンに付いたホコリをはらいながら立ち上がり、図書室から出てきた男子生徒を少し見下ろしながら言った。
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