🍀プロローグ🍀

4/4
前へ
/51ページ
次へ
「うわぁっ」 「何やってんだよ。俺、一人で喋ってて馬鹿みたいだったじゃねぇか」 どうやら佐々木は一人で喋りながら階段まで行ったらしい…。 「悪い、悪い。」 「ったく…。あ、そうそう、さっきから聞こうと思ってたんだけどさ~今度の大会の為にギター練習に行かね?」 「良いよ」 ギター部でもちゃんとした大会というものがあって、彼らはそれに出ようと考えている。 「そろそろ大会が近いな。本格的にやらないと…」 「そうだな」 「あのさ、楽譜に書いてある事で聞きたい事あるんだけど」 「いいょ。……ぁ!」 内田は慌てて鞄を楽譜を探っている。 「音楽室に楽譜忘れてきちった…俺とってくる」 「わかった。じゃぁギター持って先に下駄箱いるからな~」 そして二人は別れて内田は音楽室に向かって階段を上って行った。
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加