足喰い箱

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足喰い箱

私の愛車の助手席にはゴミ箱がおいてある。 以前、あるアホウな友人「タマ」が足をつっこんで抜けなくなった。 大笑いしたものだ。 しかもそのタマ、次に乗った時も足をつっこんで抜けなくなった。 再び大笑いし、「何てバカなんだ」「どんな教育受けてんだ」 「親の顔が見てみたい」など、 思いつく限りの言葉でバカにしまくってやった。 そして今日 私の父親が足をつっこんで抜けなくなった。 〈完〉
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