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そしてネコをもらいに行く日が訪れ…
オレ達は譲ってくれる母の友人宅に到着
案内された、その友人宅の中を見てみて驚いた
結構な数のネコ・ネコ・ネコ…
猫屋敷、猫御殿…
まさにそんな表現がピッタリな状況だった
そんな状況に戸惑いながらもネコ選びを始める…
お母さんにくっついて離れない子
我関せずと言った様子で寝ている子
じゃれあってる子
他にも様々な子がいる中で…
母は[かっつ]に良く似た虎猫を選んだ
後にこのネコは[まる]と名付けられる
でもオレはそのネコよりも、ある一匹が気になっていた
全身真っ白けで
たくさんいたネコの中で唯一オレにすり寄ってきたネコ
好奇心が旺盛なのか甘えたがりなのか…
盛んに差し出す手の匂いを嗅いでみたり、膝辺りを擦り付けたり…
ニャーニャーと必死にアピールし始める白いネコ
そしてオレは決心した
「コイツも連れていきたいんだけど…ダメかな?」
母に問いかける
友達にお願いしてみたら別に構わないとの事
こうしてめでたく二匹貰う事になったオレ達
しかし、家に帰った途端ハプニングが起きようとは…
その時は予想だにもしていなかった
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