67人が本棚に入れています
本棚に追加
俺はメールを打った。
「俺、最近公務員て仕事に疑問持ってるんだ。」
平さんは主婦だけど夜型の生活で割と遅くまで起きていて早く返事をくれる。
『どうしたの?公務員になりたくないの?』
僕はすぐ返事を打つ。この時すでに夜中の二時を過ぎていた🌃
「なんとなく入った学校だったから。それに今はバイトの方が楽しいし…。就職するなら本当に自分がやりたいことやりたいんだ。」
『そっかぁ、勇輔くんも悩んでるんだね…。』
俺は意味深な台詞が気になって聞いてみた。
「平さんも何か悩みあるの?」
すると少しためらったのかちょっと間をおいて返事が来た。
『私、不眠症なの。最近全然寝れなくて二日間寝てないんだぁ。身体は元気なんだけどね⤴』
そうだったのか…。全然気付かなかった😓
「じゃあ俺が平さんが眠くなるまでメールしてあげるよ。」
なぜかそんな言葉がメールだとスッと言える。
『ありがとう。勇輔くんは優しいね。』
ある程度やり取りすると俺はいつの間にか寝てしまっていた。携帯を握り締めて…。
最初のコメントを投稿しよう!