COUNT01 色鉛筆と黒い羽

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 と、次の瞬間の事だった。 ('A`)「うおっ」 (;^ω^)「まぶしっ」 ξ゚⊿゚)ξ「これよ、これ!」  さっき彼達がみたのは、コレだったか。画面が連続フラッシュをたいたかのように輝き、その間隔は徐々になくなってゆく。  だが、二回目には続きがあった。 (;'A`)「ぎゃあぁぁぁぁ」  それはまるで貞子のように、ずるずると画面から出て来た。デスクトップに大きく浮かぶQの文字、その中心から這い出して来たのは…… (゚、゚ 兀「ふう……」 (;'A`)「あれ……ょぅι゙ょ?」  癖のある長い黒髪を後ろで縛った、小学生くらいの女の子だった。線の細い、まさに芸術と言わんばかりのすらっとした肢体、そこにひらひらのドレスを纏っている。
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