COUNT01 色鉛筆と黒い羽

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 自立思考ねぇ……確かに自我を持っていそうである。しかし、その守護者ってのが何なのかは、僕らには到底わかり得ないことだ。何故なら、これ以上は説明しようがないのだから。鼠は鼠、猫は猫、それ以上でもそれ以下でもないのだから。 (*゚ー゚)「私がこの子を監視すればいいのね」 (゚、゚ 兀「何かあったら知らせてね!」  ……勝手に話を進めるな。それから、この子とか言われたくないわ。  僕が苦虫を噛んだような顔をしていると、れーは厭味のように呟く。 (゚、゚ 兀「ブーン、しぃは200年は生きているらしい……年上には変な態度取っちゃ駄目だ」 (;^ω^)「ねぇ、君がそれを言う……?」
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