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やはり突然静まり返る部屋には、不安さえ覚えるね。今までが嘘のような、そうとさえ思えるようになったのはいつからだろうな。
(*゚ー゚)「ブーンだっけ?」
ただそんなぼんやりした頭に、今日は土足どころかスパイク履きながら入り込もうとする奴が存在することを、勿論忘れてたわけではない。
(*゚ー゚)「夢に付き合わしちゃってゴメンね」
夢……そうか、これは夢なんだ! この使い魔も、Dドライヴの中身ぐちゃぐちゃにされたのも夢なんだな!? そう、夢の中ならばこんな有り得ない台詞だって有りのままに存在するんだ!
そう思いながら、夢といえば頬を抓れば夢から覚める、これを思い出した。
だが、何故か僕は自分の頬を抓ることが出来なかった。
その様子を見ていた使い魔は、
(*゚ー゚)「いえ、これ自体は夢じゃなくて……とりあえずよろしくね」
さっきからなんだかよくわからないが、よろしく言われたら仕方ない僕は人差し指でしぃと握手をしていた。……ほう、指なくても、握り返せるのか、使い魔は。
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