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( ´∀`)「今日も内藤は遅刻……っと」
席を二つ空け、ほぼ全員揃った教室、鳴り響くチャイムの音。
(;^ω^)「遅刻じゃないです! ……って、畜生!」
僕はそれとほぼ同時に廊下を駆け抜け、ヘッドスライディングでもするかの如く、扉に頭から突っ込む。しかし、勿論それは閉まっているので、そこで完全に勢いは止まる。
……無念、チャイムの音は消えてゆく。
( ´∀`)「開いてたらセーフだったのにねぇ」
(;^ω^)「くっ……またしてやられたか!」
( ´∀`)「じゃなくて、もっと時間にゆとりを持ってきやがれ!」
僕の頭に制裁が下る。こんな時代に、容赦なく頭を殴る先生とは珍しい。
この件については後で指導があるとして……まあ慣れてきたから特に問題はないのだが……僕は自分の席につく。
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