COUNT01 色鉛筆と黒い羽

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ξ゚⊿゚)ξ「あまり気にしちゃ駄目よ、夢だとしても」 (;^ω^)「それが生々しいんだお……うへぇ」  同じくクラスメイトのツン。彼女はドクオと一緒で、幼稚園くらいからの付き合いだ。それ依頼ずっと同じクラスになっているのも、不自然でたまらない。  僕が困っている時は優しい言葉をかけてくれる辺り、彼女は昔から僕の親みたいな雰囲気だ。お蔭様で、立場的には僕が下になっている。 ξ゚⊿゚)ξ「ほら、授業始まるわよ」 ( ^ω^)「PSP取られたからDSやるお!」 ('A`)「マリカやろーぜマリカ」 ( ´∀`)「ほほう、いい度胸だなぁ」 (;^ω^)「……」  やはり気にしすぎだろうか。  しかし忘れられないんだ、その夢が。僕が毎朝夢から覚めると、何故か目からは涙。  ……全く、嫌な夢である。
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