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その頃三学年教室ー…
テレサ「まったく、デコシラの奴朝から堅いなあ、もっとこう…身体の内から学園生活への楽しみが沸き上がってくるような…そんな放送は出来ないものか…」
イレーネ「新学期早々放送にケチを付けるな。更に言えばあいつはデコシラじゃない、プリシラだ」
テレサ「デコもプリも一緒だろ?¨うっかり¨のイレーネ」
イレーネ「どこがだ!…て、誰が¨うっかり¨だ!!」
テレサ「お前だよイレーネ(笑顔)今日もうっかり開門一時間前に学園に来ちゃってたくせに☆」
イレーネ「くっ…貴様何故それを………ん、テレサ、お前何をしている?」
テレサ「見て分からないのか?鞄を出しているんだ」
イレーネ「そんなもの見れば分かる。…お前、さっきの放送を聞いていなかったのか?」
テレサ「放送?デコシラのだったら聞いてたぞ」
イレーネ「プリシラだ。だったら、これから何があるかは分かっているよな?」
テレサ「始業式だ」
イレーネ「じゃあ何故鞄の用意をしている?」
テレサ「始業式に鞄は付き物だろ?まあ、細かい事は気にするな。…おっともうこんな時間!早く行かないと始業式に遅れちゃう☆」
イレーネ「ちょ、待てテレサ!お前学園長の話で逃げる気だろ!!」
テレサ「何の事だー?あんまり人を疑うもんじゃないぞ¨うっかり¨のイレーネ!」
イレーネ「だから誰が¨うっかり¨だぁぁぁあ!!」
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