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大体育館ー…
エレナ「？今日は新入生の子は来ていないのかしら？」
ヒルダ「今日は始業式、言わば私達の門出の日だ。新入生にはまた別の日（入学式）が用意されているんだよ」
エレナ「貴女は…えっとー…」
ヒルダ「ﾋﾙﾀﾞだ。お前は確かー…」
エレナ「ｴﾚﾅです」
ヒルダ「………」
エレナ「………」
ヒルダ「同じ学年…だったよな、確か」
エレナ「え！？…居ましたっけ？？」
ヒルダ「………
…お前は確か、よく欠席していたな、現に私もお前を見るのは初めてだし、それなら私の事を知らないのも無理は無いだろう」
エレナ「えっと、皆勤賞なんですけど私…」
ヒルダ「………」
エレナ「………」
ミリア「ﾋﾙﾀﾞ！久し振りだな！元気にしてたか？」
クレア「ｴﾚﾅ、終業式ぶりだな。少し痩せたんじゃないか？」
ぎゅむっ
ヒルダ「ﾐﾘｱ…お前って奴は！！（少し涙目）」
ミリア「え、え？ひ、ﾋﾙﾀﾞ？！（混乱中）」
クレア「どうしたんだ？ﾋﾙﾀﾞの奴…て、わぁっ！？」
エレナ「ｸﾚｱ、貴女って子は…（涙目）」
クレア「え、エレナ？？」
ヘレン「どうしちまったんだ、二人とも…」
デネウﾞ「大方、ｸﾗｽ内での自分の存在の薄さに不安を感じたんだろう…よくある話さ」
ジーン「（ｸﾚｱに抱き着けて）羨ましい…」
フローラ「え！？…ｼﾞｰﾝさん、まさか貴女も…」
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