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大体育館に人が集まりだす-…
ガヤガヤ…
プリシラ「そろそろ全員集まった頃かしら…」
ノエル「てか、なんであたしが始業式の進行係なんざやらなきゃなんねーんだよ!」
プリシラ「そう愚痴らないで下さい、ノエルさんも生徒会メンバーなんですから仕方ないんです」
ノエル「ったく、落ち着かねったらありゃしねぇ…」
ソフィア「あら?やっぱり¨お猿さん¨は落ち着く事を知らないのね。まあ、毎日色んな所を跳び回っているんですもの。落ち着くなんて、これ以上の難題はないわよね」
ノエル「んだと!?ソフィアてめぇ喧嘩売ってんのか!!」
ソフィア「あらあら、図星だったかしら?」
ノエル「は!てめぇこそ、登校して早々教室のドアぶち壊してるくせによく言うぜ!!」
プリシラ「え!?あれ壊したのソフィアさんだったんですか!?」
ソフィア「あれはあの扉が悪いのよ。レディの力だけで吹っ飛ぶなんて、そうとうガタがきてたのね」
ノエル「単にてめぇが馬鹿力なだけだろ、この¨ゴリラ女¨!」
ソフィア「ゴリラですって!?ノエルさん、言葉に品が無いにも程があるんじゃありませんこと!?」
プリシラ「あ、あの二人共…っ、もうすぐ始業式が始まるので……………こんな所で喧嘩しないで下さいっ!!!!!(マイクを持ったまま叫ぶ)」
キィーーーーーーーーーン(マイク音)
プリシラ「あ…」
ノエル「み、耳が…っ」
ソフィア「プリシラさん、貴女って人は一体どこまで天然なの…」
全校中の視線
プリシラ「あ、あ…す、すみませっ(マイクのコードに足を引っ掛ける)きゃあぁっ!?」
ドシャッ
ソフィア「………」
ノエル「まあ、頑張れよ」
プリシラ「う、うう…」
テレサ「デコシラの奴、なかなかやるじゃないか」
イレーネ「プリシラだ。…それよりテレサ、お前こそ当たり前のように鞄を持ってるんじゃない」
テレサ「てへ☆」
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