学園の休日Ⅰ

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あれから、どのくらい泣いただろうか… ジーンやフローラのその優しさに、私は胸がいっぱいになり…涙が止まらなかった。 目の前では、いきなりの事で戸惑うジーンの姿があった。 また、ジーンに迷惑を掛けてしまったな……… それでも、私の涙は止まらなかった… それから1時間程経った時の事ー… ガチャッ ミリア「ジーン、明後日の入学式の事で聞きたい事があるのだが………」 クレア「うぅ…っ(←まだ泣いている)」 ジーン「クレア…」 ー只今の状況ー クレア→ジーンに抱き着く形で泣いている状態。 ジーン→そんなクレアをただ抱きしめている状態。 ミリア→そんな二人を見てしまった人。 ジーン「ミリア!?いや…違うんだこれは………っ!」 ミリア「皆まで言うな…よく分かっている。そうか、お前達はそういう………あ、大丈夫だぞ、私は口がかたいからな。他に漏れる事はまず無いだろう…だから心配するな!」 ジーン「あ、いや…っ…だから…!!」 クレア「はっ!私は何を…?」 ジーン「クレア、お前からも何か言ってやってくれ!」 クレア「…?」 ミリア「クレア、正直に答えるんだぞ………ジーンの事、どう思っている?」 クレア「ジーンは…私にとって大切な存在だ。ジーンが居なければ、今の私は無かっただろう」 ジーン「クレア…それは私の台詞だ…私こそ、お前が居なければ…」 ミリア「では単刀直入に聞くが…ジーンの事、好きか?」 クレア「ああ、(仲間として)大好きだ」 ジーン「!?」 ミリア「そうか…ふふっ、お幸せにな」 クレア「?あ、ああ、有難う………」 ミリア「ふふっ」 バタンッ クレア「何笑ってたんだ?ミリアの奴…」 ジーン「…(赤面)」 . . .
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