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ウンディーネ「うぷっ…駄目、吐きそぉ…」
タタッ(トイレに駆け込む)
ガラテア「何だ、だらしがないな…弁当箱一段でダウンか。全く…普段から飯を食っていないからだ。…ん?」
クレア「久し振りだな、ガラテア。終業式ぶりだ」
ガラテア「クレアか、ちょうどいい所に来たものだ。…まあ座れ」
クレア「?‥あ、ああ」
桜の木の陰より…
フローラ「まずいですね…クレアさん、このままだとウンディーネさんの二の舞です…」
ジーン「クレア…っ!クレアが苦しむくらいなら私がっ…私があの弁当を!!」
フローラ「だ、駄目です、むやみに飛び出してはっ!!」
ジーン「離せっ!私は、私はぁ…っ!!」
ヒュアッ(ジーンとフローラの足の動きが急に止められる)
フローラ「きゃぁあ!?」
ジーン「‥!?」
どしゃぁあっ
(バランスを崩し転倒)
クレア「ジーン、フローラ!?」
ガラテア「全く…いくら隠れた所で、私には全てお見通しなんだよ。」
ジーン「く…っ!…ガラテア、お前…クレアに何をするつもりだったんだ…!?」
ガラテア「ふん…ジーン、その発言には少し間違いがあるな。
¨するつもりだった¨ではなく、これからするんだよ…」
ジーン「!?クレア、逃げろ!早く逃げなければウンディーネの二の舞に…」
ガラテア「‥遅いな」
ヒュアッ(クレアの口が勝手に開く)
クレア「!?」
ガラテア「さぁ、楽しい楽しいお弁当の時間だ…♪」
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