232人が本棚に入れています
本棚に追加
デネヴ「はぁ、はぁ…すまない、ヘレン…私にはこうする事しか出来なかった………」
その頃のヘレンー…
ミリア「へれんの奴ぅー…どこ行ったのらぁ?…ひっく、へぇーれぇーん………」
すぐそこの木の陰に身を潜めているヘレンに気付かず通過。
ヘレン「…撒いたか?………はぁー、助かったぜぇー!…別にさ、酒飲むのはかまわねぇがな………あの姉さんの目は、マジでやばかった…正直殺されるかと思っ…」
トントン(ヘレンの肩を叩いている)
ヘレン「…へ?ま、まさか…」
「その¨まさか¨だったら?」
ヘレン「うわぁぁぁああ!!ね、姉さんっ!い、命だけは、命だけはぁぁあ!!!」
タバサ「何をそんなに驚いているんです?ヘレン」
ヘレン「あー…あれ?タバサ??な、なんだ脅かすなよー…」
タバサ「…別に脅かしたつもりは無いんですけど…」
ヘレン「はぁー…あ、そうだタバサ、お前確か妖気読み、得意だったよな?…そこからさ、姉さんの居る方角とか、分かる?」
タバサ「ミリアですか?…ミリアは此処から南の方角に……っ!?」
ヘレン「ど、どうした!?」
タバサ「…後ろです!」
ヘレン「えぇぇぇえっ!?」
ミリア「みぃーっつけた♪へれぇーん………お?たばさも居るなぁ♪ふふ、私と一緒にぃ…酒でも飲んで楽しまないかぁー…?うふふふふ…♪」
タバサ「今日のミリア、ミリアの様でミリアじゃない…とても、まがまがしい妖気………」
ヘレン「と、とにかく逃げるぞ、タバサ!!!」
.
.
.
最初のコメントを投稿しよう!