足音

4/4
前へ
/784ページ
次へ
「で?その足音って結局なんだったの?」 「知らね。」 「世の中不思議なことは沢山ありますからねぇ。もしかしたらお一人で歩いている時に、出会えるかも知れませんよ?」 「その足音にってこと?」 「えぇ。出会いなんて悪戯なほどにすんなりしていたりしますから…ねぇ?あなたと出会えたのもそんなところですよね?それとも必然だったのでしょうか…ねぇ?」
/784ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3034人が本棚に入れています
本棚に追加