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正直すごく嬉しかった。
ここまで言われるなんて、思わなかった。
『分かった。今からその男の所に行って3人で話し合おう。由華が迷うなら、話し合いするしかないだろう。』
話し合い…
『それは出来ないよ。向こうにも迷惑かけるから。』
そうだよ。
さすがに、話し合いなんてそれで私が納得するわけないし…
あとは私が決める事、少しの間まさと連絡取らないで、考えよう。
それから、毎日とも先輩は不機嫌だった。
私もそんな姿見てたら、何かイラ②するし…
だん②喧嘩が耐えなくなってきた。
私もそうだけど、とも先輩もいっぱい②だったんだと思う。
そんなある日だった。
もう毎日喧嘩ばかり、家に帰るのさえ苦痛になってきてた。
私は決めた…
今はまだ結婚するのは辞めようと思う。
このまま結婚しても、うまくいかないだろうし。
とも先輩とも少しの間距離をおいた方が良いだろうし。
『やっぱり私達離れよう。今の私達じゃ結婚してもうまくいかないよ。』
『俺は今別れたら、もう先はないと思うよ。それでもいい?』
そんな先がないと言われても、先は誰にも分からない事だと思うし、縁があればまた結ばれると思ってる。
今は仕方ない。
このまま一緒に居たら、本当に人間としても嫌いになってしまう。
私達は今は一緒に居れないけど、いつかまたお互い分かりあえる日がくるだろうし。
『じゃあ、もう終りだね。俺の4年ヶ月はなんだったんだろうね。何か正直、由華に振り回されただけだったような。まぁ今はこんな感情だから、こんな言い方しかできないけど。ある意味いろんな事頑張れよ。泣き付いて電話してくるなよ。由華が選んだ道なんだから。』
とも先輩の精一杯の愛情だったと思う。
こんな身勝手な私を許してくれたし。
『今までありがとう。喧嘩して別れたくないんだけど、今の私達は無理だよ、これからいろんな壁にぶつかっても、前に進んでね。私にとってはすごい楽しい、4年8ヶ月だったよ。本当にいろ②助けてもらったり、支えてくれてありがとう。また縁があれば会えるよね。』
私が本当これが最後の日になるとは思わなかった。
もう二度と私の彼氏になる事が来ないなんて、想像もできなかった…
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