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でも正直嫌だった…
何で私、今になって気付いたんだろう。
とも先輩の存在がどんなで大きかったか。
どんだけ自分が甘えてたか。
調子に乗ってたか。
もう後悔しても、後悔しきれない。
戻りたいあの日に。
あの日に戻ってもう一度やり直したい。
私がとも先輩の奥さんになるはずだったのに。
なぜ私はこんな選択をしてしまったんだろう…
自分で不幸の道を選んでしまったのだろう…
信じたくない。
嘘って言ってほしい。
でも、どんなに後悔しても、おめでとうは言わなきゃ、人間として…
でもそんな言葉出てこない。
感情が入らない。
でも、迷惑かけれないし…
『おめでとう。幸せになってね。元気な子供が産まれるといいね。さようなら。』
よくこんな言葉言えたなって思う。
本当なら『何で、嫌だ。私がともの奥さんになるんじゃないの。』何て叫んでそうなのに…
私はもう泣く事しかできない。
あの日には戻れないんだから、タイムマシーンでもあればいいのに…
昔の思い出がフラッシュバックする。
私はもう何を目的に生きていいのか分からないくらいになった。
私の人生ってなんだろうって。
電話も切れて、二度と声は聞けない。
本当に私と、とも先輩との人生が終わった。
今から新しい世界にいってしまう、とも先輩。
もっと大事にしておけばよかった。
沢山思い出作ればよかった。
今はただ、後悔にでしかない。
戻れるならあの日に…
もう一度だけ…
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