霊の存在…

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しばらく時間が過ぎ兄ちゃんたちが私を探しに来たのだった。 「○○○もう家の中に入らないと祖母ちゃんに怒られるぞ‼」 私は兄ちゃんたちの声が聞こえずその女の子とずっと遊んでいたのだった。 いくら呼んでも戻って来ない私に腹を立てた兄ちゃんたちは私のところへ来たのだった。 「お前いつまで何やって…」 兄ちゃんたちはそれ以上言わなくなったのだった。 私は兄ちゃんたちの気配を感じ振り返った。 「お前さっきから誰と喋ってたんだ?」 「え?ここにいる女の子だよ。友達になったの。」 「え…?だってずっとお前一人だったんだぞ。」 「女の子なんてどこにいるんだ?」 「え?ちゃんといるじゃない。だってそこに…」 私が女の子の方を振り返ろうと思ったら、そこにはもう女の子の姿はありませんでした。
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