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『外部入学の中で首席だった、紅さんから一言です。』
……！？
弥生さんがこっそり
『どうしてこの学園を受けたとか、今後の抱負でいいのよ。新入生代表の言葉はもぅ聞いたから。』
とアドバイスをしてくれた。
『お…お待たせしました。今ご紹介に預かりました、紅カンナです…』
…ザワザワ…
なんだよ、人が話してる時に話すんなよな…
『…』
…ザワザワ…
カンナは教壇を一発殴り、ドスの聞いた声でどなった…
『(怒)…テメーら、人が話してる時は静かに聞けって言われてんだろ！黙って聞かんかい！』
…しーん…
『やればできんじゃんよ、最初からしろや』
…
『…』
…
俺、今地がでた…やばい…！
『これから、よろしくお願いします！』
って笑顔で言って見たものの後の祭…俺を見る目が怯えている視線を感じた…
俺は急いで会場から逃げた。
『始まってないのに、終わりかよ…』
トイレに駆け込み、ヘナヘナと座り込んでしまった。
ピピッ
携帯がなり、メールが１件
ムツからだ
『ニゲルナ、カイジョウニモドレ』
なんで全部カタカナやねんってメールに突っ込みながら、逃げ出してしまった会場にヨタヨタと戻った。
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