「序章」―前世の出会い―

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「序章」―前世の出会い―

そして不思議な力を見た。錯馬の力は、今まで見たこともないような闇を抱えていた。 「見るなよ、壊孥………」 初めて会ってからの第一声が、この言葉だった。 何かに怯えてるような声で俺を見ていた。 「夢………?」 俺は、少しずつ夢に近づいていく。 「来るな………見るな………壊孥!」 やっぱり、何かに怯えてる。 生まれながらに苦労してきたからだろうか……… 「人間不信」………なのか………
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