プロローグ

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こんな二人だが実は歴史は深い。中2の春勇気は幼馴染みであった夏美と本格的に付き合い始めた。 どちらからというのではなくただ二人でいる時間が多くいつの間にかそうなっていたのだ。 夏美「ねぇ、勇くん?」 重い荷物を運びながら必死に自転車をこぐ勇気は、 勇気「はぁ…、なんか…、言ったか?」 夏美「あと三日で私達付き合い出してから一年になるよ。」 勇気「へぇー、もう一年にもなるんだぁ。」 さらりと流そうとする勇気に、夏美はちょっと怒り気味に 夏美「こら、もっと有り難みなさい。」 勇気「ははぁ、この上なきしあわせにございます。…これでいいか?笑」 夏美「もう!ちゃんとその日は開けといてよね」 勇気「分かってるよ。そんくらいの常識はある。」 夏美「どーだかねぇ。」 そういって夏美は溜め息をついた。
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