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門の前でクネクネしながら金髪のロングウェーブをフンワリフンワリさせ
手を降る人は
この寮の寮母さん...ならぬ寮父
遠松 吉右衛門(トオマツ キチエモン)35才
口を開かなければ
どっかのホステスの様な出で立ちであるが
列記とした男である。
『もぉ遅かったじゃないのぉ~可愛い息子がとうとう食べられたんじゃないかって心配したじゃなぁい』
「すんませんιまた兄貴が脱走しててι」
あえて食べられるとか言われたのはスルー
いつもの事だから。
『またぁ?懲りなぃ子ねぇ...オネェサンが一喝してあげるって言っておきなさーい。』
「どもッス」
『で、君が新しい息子かしらん?』
吉右衛門からすると
寮生=息子らしい。
初めはキモかったが
なかなか頼もしい父である。
何せあの兄貴を黙らせることが出来る。
『はい。海馬と申します。よろしく。』
『私は遠松...キャサリンよvここの寮母。何か困ったことがあったら言いなさいねぇ(ゝω・´★)』
『よろしくvキャシーv』
『ぁらん可愛いじゃなぁいvV息子にしとくのもったいないわぁvV娘になりなさいなぁvV』
『ぁりがとぅござぃますぅ』
変な奴同士意気投合しやがったι
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