屋上の上で

3/6
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
「ん?」 風が吹いたので髪を押さえたら髪が朝セットしたのが崩れていた… 風で?でもそんな…こんな風でわ… ………。 彼が私の髪を触った? そう言えば良く彼、私の髪をクルクルと絡ませたっけ? …………。 そう言えば一度髪を切って怒られたっけ……私的には切ってサッパリしたし、気に入ってたけど彼は嫌がってたなぁ……。 せっかく切ったのに……喜んでくれると思ったのに……………ちょっとショックだった…………。 長い髪の方が可愛いって言ったから頭ソレどころじゃ無かったけど………。 話を戻して今自分達が居る所… 学校の屋上だ。 自分達は何時も学校に来てわ屋上でのんびりしてから掃除の時間になってお昼を食べるために食堂に行く。何でわざわざ時間をずらすかと言うと二人とも人混みが嫌いと言うだけである。彼に一度わざわざ掃除の時間に行かなくても良いのでわないかと聞いたら彼は 「掃除がめんどくてサボる奴らが屋上に来るから掃除の時間に屋上に居るのは嫌だ」 っと言った、大体サボる奴らはろくな奴らじゃないとも言ってたっけ…。 「はーやーくぅー!腹減った!!」 「はいはい!今行く、よ゙!」 「あぁ?」 「あっ…足が…!」 「痺れた?」 「うっ…うん…(涙目)」 「ったく…それ位で泣くなよなぁ…」 「なっ、何よ!!元わと言えばあんたが私にズーット膝枕させた(正座)のが悪いんでしょ!」 「それもそうだな…」 「くっ…!」 私は頑張って立とうとした「別に頑張らなくても良いよ」 「へっ?」 そう言うと彼は屋上のドアの方へ行った 「あっ、待って!行かないでェ!!」 私を置いて一人で食堂に行くと思った私は思わず声を上げた。 「あーはいはい、煩せぇって」 そう言うと彼はポケットから紙を出した、その紙には『只今ドア故障中』 と、書かれていた。 よく先生が壊れたドアに貼る紙そのものだった。 どうして彼がそんなもの持っているのかわ置いといて彼はその紙で何をしようと言うのだ…。 まさか……。 そう思うと、彼は予想通りに屋上のドアを引きその紙を貼った。 「そんな物で誰も入って来ないと思ってんの?」 「まさか」 「はぁ!?」 わけが分からない私をそっち向けで彼は今度はドアのドアノブに手をかけた。 カチャカチャと何をしているかサッパリで 「んっ、出来た」 「………?」 「まぁ、見てろって…」 そう言うとドアの向こうから足音が聞こえてきた。 「しっ」 中指を自分を唇に当てている………。『静かに』のサイン。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!