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ガチッ!ガチッ!ガチッ! そうだ……彼がドアノブに細工をしてドアノブが利かないのだ………。
「……………あ゙ー!!」
「何してんの??」
「!?」
彼が急に声をかけてきたから私はビックリした
「あー…そっか、開かないんだっけ……」
ドッコイショっと彼は言って立ち上がった。
彼はドアノブに手をかけた…
カチャカチャカチャ……
彼はピンみたいなのを出してドアと壁の間に入れ器用に動かした。
……………カッチャン!。
「よしっ、これで動くぜ」
「………ねぇ……」
「ん?」
「誰に教わったの?ソレ」
「ん~………教わったって言うか…」
「言うか?」
「覚えたって言うの?」
「は…?誰かの見て覚えたの?」
「ちっ、ちげーよ!この前屋上行こうとしたらドアが故障してて直らないか色々してたら直って……今度は逆をしてみたら…」
「壊れたと………」
「うん………」
「で、今に至ると……」
「ん~、まぁ…そうなるな」 「凄いね……」
「嫌……別に……」
誉めると彼は照れていた
ちょっと可愛いと思ったけど言わないでおこう…今煽ると後が大変そうだ………。
「じゃ、行こっか!」
「お【ギュルルル】……………う……。」
「ぷっ、行こ♪」
「腹減ったぁ~」
「何食べるの?」
「ラーメン!♪お前は?」
「オ・ム・ラ・イ・ス♪」
「好きだなぁ」
「そっちもね」
こうして食堂に向かって歩き、ラーメンとオムライスを食べた。
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