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系斗が名刺をジェイソンに渡すと、ジェイソンは微笑み名刺を受け取って系斗を見つめた。
「あなたは、系斗さんでしたね。やはり、あなたもいつも瑠生のそばにいるんですね」
ジェイソンが言うと、あたしはジェイソンを見上げて、
「わけわかんないこと言ってないでよね、ジェイ」
と言うと、ジェイソンはあたしを見て肩を抱き寄せた。
「俺の気持ちは変わってないからな、瑠生。系斗さんや匠さんに泣かされたら、俺のとこに来いよ」
ジェイソンが言うと、匠と系斗は同時にギロリとジェイソンを睨みつけた。
「さ、殺気だってるぅぅ」
アンジェが怯えて言うと、ジミーも何度も大きく頷いていた。
「ジェイ。そんなことより、ここの店員の態度悪すぎ。今、彩乃が言いに行ってくれてるけど、ほら、ここ見て。赤ワインこぼされたのよ」
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