ロッカーの中。

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「………っ?!」 重ねられた唇の感触は生々しく、驚きのあまり動けずにいると、彼が笑ったような気配がした――――。 「……アッ」 裕二が乱暴に突き上げる度に細い身体はガクガクと揺れた。 首に回された腕はギリギリと締め付けていく、首筋に当たっていた彼の毛髪を掴んで無理矢理上げさせる。 「…――ったぃ!」 「俺を殺す気か」 口許が歪む。 「そんな…つもり、はっないけど……」 「……」
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